もやもや、今も・・・

スマートフォンの普及により、今や、5歳以下の子どもの半数以上がスマートフォンを使用して遊んでいるようです。

www.gizmodo.jp

この記事で、私が特に興味を抱いた部分を紹介します。

 今回の調査対象となったスマホユーザーの母親のうち、子どもがスマートフォンを幼いときから使い始めるのはとてもよいことだと考えている女性は、わずか全体の3%のみ。

実際には8割近い母親が、子どもが小さいうちは本当はスマートフォンを使わせたりするべきでないと感じていることも示されており、調査対象とならなかったスマートフォンユーザーでない母親層も含めると、いまだ幼い子どものスマホ利用には日本の保護者の大半が否定的な意見を持っている様子も見えてくるのではないでしょうか。

 これを読み、先日、ある母親と交わした会話を思い起こしました。

「知育アプリについて、どう思いますか?」

という私の問いに、

「パソコンやスマートフォンでア〇パ〇マ〇を見せるよりは、それが知育アプリであれば後ろめたさがやわらぎますね」

彼女は答えました。

この様な視点は、私にとって目新しいものでした。

そして同時に、複雑な気持ちになったのを覚えています。

このもやもやは、いったい何か知らん。

あの人物も、今やデジタル化!?

教育業界大手のベネッセが、この度、学習専用タブレット「チャレンジタッチ」50万台の無料配布を開始するみたいです。

なんて、太っ腹!

zasshi.news.yahoo.co.jp

ベネッセといえば、人気キャラクターの”しまじろう”や”こどもチャレンジ”で有名ですが、個人的には通信教育の”赤ペン先生”の方がしっくりきます。

実際に経験はないですが、友人がやっているのを見て、感心したものです。

目に見えない赤ペン先生の存在は、ある種ミステリアスでそれ故魅力的でした。

私も何度か勧められたことはありますが、何よりも自分で送り返す手間が、子供心に面倒に感じたような記憶があります。

(まぁ、元々勉強が好きではなかったということもありますが・・・)

今や、教育の分野においてもICTの活用がどんどん進んでいます。

通信教育の媒体が紙からタブレットに変わることで、どこが間違っているか瞬時に分かるというのが、大きな利点だと感じます。

また、赤ペン先生の添削もタブレット上で確認できるらしく、私が昔手間に感じた作業も解消されます。

これだったら、あの頃の”わたし”も首を縦に振っていたかもしれません。

是非この機会に、お試しになってはいかがでしょうか?

■チャレンジタッチ

sho.benesse.co.jp

 

ICT教育が注目されている背景には・・・

現在、国内外問わず、ICTを活用した教育が注目されています。

では、そこにはどういった背景があるのでしょうか?

参考になる記事を見つけたので、紹介します。 

toyokeizai.net

これまでは、より多くの知識を得ることに評価の力点が置かれていました。詰め込み・暗記型がよしとされていました。そして、「正解の決まった問題」において迅速に解にたどりつくことが最優先とされてきました。画一的なものを大量に生産する工業社会では、そのような能力が求められてきたからです。

しかし、情報があふれる国際社会では、「異なる背景や多様な力を持つ子どもたちがコミュニケーションを通じて協働し、新たな価値を生み出す力」が求められます。つまり、コンピュータには決して代替できない創造力とコミュニケーション力こそが求められていると思います。

それに応じて、学びは「詰め込み・暗記型」から、「思考や創造、表現型」へ変化していかなくてはいけないのではないでしょうか。

ここでいう「詰め込み・暗記型」の学習で得られる知識や能力は、今後より一層ITによって補完されるものになると、私は考えています。

そして、多種多様な情報からいかに新たな価値を生み出していくことができるかが、何よりも求められると思います。

そのためにも、ICT機器をただ導入するだけではなく、子どもたちが意欲的に取り組める授業形態、また教材の内容についても同時に検討する必要がありそうです。

 

 

今年も開催、日本最大の学校向けIT専門展!

今年も、日本最大の学校向けIT専門展である「教育ITソリューションEXPO」(EDIX)が、5月20日(水)~22日(金)の3日間にかけて、東京ビッグサイトにて開催されるようです。

第6回 教育ITソリューションEXPO 日本最大!学校向けIT専門展 - 教育ITソリューションEXPO

 EDIX(エディックス)はこのような展示会です

〈1〉 620社が出展!日本最大の学校向けIT専門展です

EDIXは業務支援システム、ハードウェア、デジタル教材、eラーニング各種学校向けサービスなどが一堂に展示される日本最大の学校向けIT専門展です。

〈2〉 全47都道府県から学校・教育関係者が多数来場

前回のEDIXには全国各地の大学、教育委員会、小・中・高校、塾・予備校、専門学校などから導入決定権を持つキーマンが27,002名来場しました。

 電子黒板やタブレットPCをはじめ、ICT教育の環境を整えるために必要なものが集まるみたいです。

基本的に、来場対象は教育関係者に限定されているようですが、無料で招待券申し込みも行えるので、興味のある方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

 

ビバ、気付き!

今朝方、ふと手にとった本から、”むむっ”ときた言葉を紹介します。

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幼児期の教育で、大事な時期をとり逃がしてしまったと感じる保護者の方へ向けられた一説からの引用です。

幼児期の強烈なエネルギーがほとばしりでる敏感期のようなかたちではないにしても、人間には生涯にわたって、いつも何か夢中になれるものがあり、そのために情熱を傾ける時期があります。

そして、全力投球して夢中にやり抜いたあとは、人間いくつになっても素直になり寛大になります。

そのように、自分の力で変われる機会を、お母さんが子どもと一緒になって見つける努力はできないものでしょうか?

人間は、気がついたときが「出発点」で、本当の力が発揮できるのは、「とり逃がした 時間の貴重さを思って胸を打ち叩くとき」なのです。

とり逃がした時間をくやむ経験は、だれもがしています。

その後悔こそが最大の出発のエネルギーになるのだということを、私たちは人生のどの時期にも確固として信じ、出直すべきでしょう。

人間の脳は、いつであっても環境によって、また訓練によって変える可能性をもっていると言われています。

気がついたときが「出発点」

 大人、子どもに限らず、人間いつまでも学ぶ気持ち、姿勢は忘れたくないものです。

 

参考図書

お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる (文春文庫)

お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる (文春文庫)

 

 

スマホでモンテッソーリ

以前紹介したモンテッソーリ教育を、家庭でも身近に体験できるスマホアプリがあるみたいです。

モンテッソーリ教育といえば、独自の教具が一つの特徴ですが、家庭で揃えるとなるとなかなか難しいものがあります。(値段が比較的高め、販売店が少ない等)

家庭で実践したいけれど、何から始めればいいのか分からないという方は、一度このアプリを試してみてはいかがでしょうか?

www.qure.jp

日本語にも対応しており、無料で遊べるアプリもあるみたいです。

モンテッソーリ教育法を学んだ専門家によって開発されているようなので、そこは安心して使うことができそうですね。

私も一度、試してみたいと思います。

幼児教育を始める前に・・・

幼児教育に対する考え方は、人それぞれ異なるものだと思います。

どんな教育を施すのか、どの程度比重を置くのか、いつから始めるのかなど、明確な判断基準がないだけでなく、正解があるわけでもありません。

今回は、幼児教育において一般的に言われるデメリットについて、下記のサイトを参照にして紹介します。


幼児教育のデメリット|幼児教育なら才能開花&知育をサポートする:まいとプロジェクト

  • 刺激に応えて子供がどんどん学ぶことは大変好ましいが、「大人の評価」や「親の価値観」が侵入してくることが問題。
  • 検定試験合格やトロフィーなどを勲章のように並べて、子供に無言のプレッシャーを与えているのではないのか。
  • 過度の期待は子供のストレスを増大させてはいないのか。
  • 親は自分の不安をまぎらわすために、親自身が達成できなかったことを子供に実行させようとしているのではないのか。
  • 早期教育の教室で他の子どもに「負けた」時、わが子ができなかった時に両親は冷静でいられるのか。
  • ギフテッドを、胎児や乳児の頃から訓練して人工的に作り出そうとしているのではないのか。
  • 親子のコミュニケーションや愛着関係が重要な時期に、厳しい訓練や練習を強制されることで子どもに情緒障害が起きる可能性もある
  • 熱心に早期教育を行ったものの、子どもが期待通りの結果を出さなかったことで親が落ち込む。
  • 受験で合格ができなかったときに、わが子や家庭を幼稚園や小学校側から否定されたと思って落ち込んでしまう。

ギフテッド - Wikipedia

これらの項目はすべて、保護者に起因するものまたは保護者に関わるデメリットだと言えそうです。

教育内容自体もさることながら、まずは、教育環境を整える(提供する)側の大人の姿勢をはっきりさせることが、幼児教育を始める前提として大切なのだと考えさせられました。