見逃したくない!!日常にある子どもたちの学習機会
日常のふとした瞬間にも、子どもたちが学習する機会はいっぱいあると思います。
昨日、私が見かけたある光景を紹介します。
スーパーでの出来事です。
商品を選び終わってレジに並んでいるとき、ふと視線を横にやると、雑誌コーナーの棚から一冊の本が床に落ちていました。
そこに、4、5歳ぐらいだろう男の子がやってきて、その本を手に取ろうとしました。
その瞬間、どこからか
「何やってるの、早く帰るよー」
という声が響きました。
声の方向に視線を移すと、そこには母親らしい女性が立っていました。
再度男の子を見ると、彼は手に取った本を床に置いて、出口に向かって歩き出した母親の背中を追いかけるように、急いで走り出しました。
ここからは私の推測ですが、おそらくその男の子は床に落ちた本を棚に戻そうとしたのではないかと思います。
本来なら良いことをして褒められるべき状況が、注意される結果に終わってしまったと、私は少し残念に感じました。
今後、その男の子が同じ状況に出くわしたとき、もう一度本を手に取る勇気はあるでしょうか?
みなさんは、どう思いますか。
(・・・件の本は、彼のかわりに棚に戻しておきました。)
続:子育てに正解はない!?子どもをつぶしてしまう親の5つの共通点
前回は、子どもを伸ばす親の共通点について触れました。
今回はその逆で、子どもをつぶしてしまう親の共通点について紹介します。
参照は、前回と同じく以下の記事になります。
子育てが下手な親、すなわち子どもをつぶしてしまう親の共通点は以下の5つだそうです。
1.夫婦仲が悪い親
2.上限を決める親
3.ペナルティを科す親
4.環境を見ない親
5.時代を見ない親
主に、親の物事の考え方に左右される項目が多くなっています。
また、子どもが大きくなるにつれ反抗期があるなど、コミュニケーションの方法もその都度考える必要があります。
4、5の項目に関連した、一つの良い例を紹介します。
知人のAさんは、この度中学生になった娘さんにパソコンを買い与えました。
その条件として、毎日ブログを更新することを二人で約束したそうです。
その理由は、ブログを書くことで思考が整理され、文章力や伝える力を磨いてほしいからということです。
なるほどな、と感じました。
こういった親子の取組みの積み重ねが、明るい未来につながっていくのでしょう。
子育てに正解はない!?子どもを伸ばす親の5つの共通点
教育、特に子育てとなるとその考え方は、十人十色だと思います。
そして、必ずしも正解があるわけではありません。
去年帰省した際、おかんの口から「わたしの子育て間違ってたのかな」とボソッとこぼれたのを耳にしました・・・。(もう何度も聞いていますが^^;)
ということで、今回紹介する記事はこちらになります。
子育てが上手、すなわち子どもを伸ばす親の共通点は以下の5つだそうです。
1.夫婦で腹を割って「我が家の教育方針」を決める親
2.小さな長所を発見し褒める親
3.「先送り」をしない親
4.「人の役に立つ」素晴らしさを教えられる親
5.打たれ強い子に育てられる親
どの項目においても重要なことは、子どもに関心を持つことだと思います。
子どもがどれだけ情報を発信していても、受け取ることができなければ次のステップへと進めません。
すぐにリアクションを返せないとしても、常にアンテナは張っておきたいものです。
ちなみに私は、この様な話題になると、大概、寡黙なおとんの背中を思い起こします。
教育産業の市場規模って!?
先日の投稿内容の”eラーニング”について調べていたとき、気になる記事を見つけたので紹介します。
私が注目したのは、
2013年度の教育産業全体市場規模(主要12分野計)は、0.1%増と前年度比ほぼ横ばいの2兆4,668億円となった。主要12分野のうち、市場規模が前年度より拡大した分野は、「英会話・語学学校市場」「幼児英才教育市場」「企業向け研修サービス市場」「eラーニング市場」「幼児向け英語教材市場」の5分野であった。
という点です。
伸びている分野のキーワードを抽出するなら、
・英語
・幼児向け
・企業向け
の4点になるでしょう。
これらは更に、
【内容】英語
【対象】幼児向け、企業向け
【方法(手段)】eラーニング
に分類されそうです。
安易な発想で、一つのビジネスモデルを考えるとしたら、
「eラーニングで幼児向けに英語を学習できる」もの
をつくることができれば、それなりのニーズがありそうです。
スマホ、タブレットの普及により、eラーニング自体も私たちの生活に
より身近なものになってきました。
あとは、(当然のことながら)中身の勝負ということになりそうですね。
スマホでeラーニング!!
近年、コンピュータを用いた学習や教育、いわゆるeラーニングが学習手段の一つとして注目度が高まっています。
興味深い記事を見つけたので、紹介します。
注目すべきは、
スマホを使用した場合、PCを使用した学習者の約2倍の学習者が、学習を完了している
という点です。
その要因は、
隙間時間で学習できるスマホ学習により、完了率が上がったと分析している
とのことです。
この「隙間時間」って、どんな時間を指しているのでしょう?
私が考えるところ、おそらく「移動時間」が主ではないかと思います。
(上記サービスを提供しているサイトのユーザも社会人の方が多そう)
例をあげると、
・会社への通勤時間
・取引先等への移動時間
などでしょうか。
限られた時間を少しでも有効活用したいというユーザ側のニーズが、いつでもどこでも手軽に情報を取得できるスマホの特性とうまく噛み合った結果だと考えられます。(コンテンツの話は別として)
今後もますます、スマホやタブレットを使った学習や教育は盛んになっていくことでしょう。
これを機に、自分のライフスタイルに合った学習環境を見つけてみてはいかがでしょうか!?
知育アプリ「どうぶつなあに」をリリースしました!!
この度、新たに設立した新会社「株式会社エニウェア」より、第一弾となる幼児向け知育アプリ「どうぶつなあに」をリリースしました。
人気の動物にいつでも会える、クイズ形式の知育アプリです。
クイズに答えて、リアルな動物のイラストと鳴き声を楽しんでもらうとともに、簡単な動物たちの雑学・豆知識も学ぶことができます。
「どうぶつなあに」のコンセプトは、「子どもたちに、よりリアルな動物の形と鳴き声を楽しんでもらおう」です。脳の80%が完成すると言われる3歳までの大事な時期だからこそ、よりリアルで具体的なものに触れて欲しいという願いから開発されました。
ぜひ、手にとって遊んでみて下さい。
みなさまのご意見、ご感想等どしどしお待ちしております。(厳しいコメントも大歓迎です!)
・iPhone https://itunes.apple.com/jp/app/doubutsunaani/id956804277?l=en&mt=8
・Android https://play.google.com/store/apps/details?id=com.anyware.animal
会社ホームページ
何がほんとに大切なもの・・・?
早期教育の重要性が見直されている現代において、ITを活用した知育教材が多くの企業からリリースされています。
その最たる物として、知育アプリが挙げられます。
スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスの世界的な普及が、その流れに拍車をかけていると思われます。
では、何を基準に選択すればいいのでしょうか?
その手がかりになりそうな記事を見つけたので、紹介します。
タブレットにしても、スマートフォンにしても、ハード面の便利さだけが一人歩きする危険性を多分に持っています。つまり、ITを活用したアプリケーションの開発や、WEBベースでの学習システムの開発によって新しい教育内容や教育方法がどう生み出せるかという点の議論がありません。子どもにとって楽しい内容であっても、それが一過性のものでは困ります。その内容が何のために必要なのかをきちんとしないまま、楽しさ・便利さだけが前面に出てくるのでは、「何のためのIT利用か」ということにならざるを得ません。現在のばらばらな中味、一貫性のない内容は、結局「幼児教育の目的」が何であるのかの議論が素通りされているからです。もっと言えば、制作する側に教育プログラムがないのです。幼児期にすべき教育の中味が議論されないまま、楽しさだけで知育アプリが作られていくとしたら、きわめて危険な兆候といえます。
教材を新たに開発し提供する企業には、当然ビジネス(売れるのか、売れないのか)という視点が付きまといます。
単純な目新しさ、おもしろさは人の眼を惹き付けるのに効果的です。
流行とマッチした内容を盛り込めば、消費者受けする可能性も大きくなるでしょう。
様々な企業が独自のコンセプトを打ち出し、その中で消費者をどれだけうまく囲い込むかを考えているはずです。
その過程において、いつの間にか本来の目的である教育という核の部分が置き去りにされてしまう危険性を、この記事は伝えてくれています。
教育は、基本的には人と人とのかかわりの中で営まれるべきことです。その前提の上で教育のIT活用が進んでいくならば、教育の革新にとって大変な武器になるはずですが、どうもそうした方向になっていないのが現状のようです。子どもの認識能力は、ものごとに働きかけ、試行錯誤することによって育つものです。指さき一本の操作は、ものごとへの働きかけにはなり得ません。幼児教育の世界でモンテッソーリ教育が評価されていることの一つに、体系だった感覚教具の存在を無視できません。五感を通してものごとの存在を認識していく幼児期に、IT活用による教育活動が意味を持つとしたら、リアルの場面をどう保障するかです。「リアル」と「IT」をどのように組み合わせるか、そのポイントは、「何を教育課題とするか」ということです。
私の個人的な感覚として、今ある知育アプリは端末上で完結させようとしているものがほとんどです。
更には、幼児期の子どもたちが動きの中でこそ学んでいくならば、どうしても動きの部分で限定されたものになってしまいます。
今後、知育アプリが幼児教育において有用なものとなるためには、子どもたちが端末上で得た体験を、いかに現実世界に還元(誘導)できる仕組みを作るか考える必要があります。
そんな作り手の工夫・思いが伝わるものを、私は手にしたいです。
参照記事