ビバ、気付き!
今朝方、ふと手にとった本から、”むむっ”ときた言葉を紹介します。
幼児期の教育で、大事な時期をとり逃がしてしまったと感じる保護者の方へ向けられた一説からの引用です。
幼児期の強烈なエネルギーがほとばしりでる敏感期のようなかたちではないにしても、人間には生涯にわたって、いつも何か夢中になれるものがあり、そのために情熱を傾ける時期があります。
そして、全力投球して夢中にやり抜いたあとは、人間いくつになっても素直になり寛大になります。
そのように、自分の力で変われる機会を、お母さんが子どもと一緒になって見つける努力はできないものでしょうか?
人間は、気がついたときが「出発点」で、本当の力が発揮できるのは、「とり逃がした 時間の貴重さを思って胸を打ち叩くとき」なのです。
とり逃がした時間をくやむ経験は、だれもがしています。
その後悔こそが最大の出発のエネルギーになるのだということを、私たちは人生のどの時期にも確固として信じ、出直すべきでしょう。
人間の脳は、いつであっても環境によって、また訓練によって変える可能性をもっていると言われています。
気がついたときが「出発点」
大人、子どもに限らず、人間いつまでも学ぶ気持ち、姿勢は忘れたくないものです。
参考図書
お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる (文春文庫)
- 作者: 相良敦子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/08
- メディア: 文庫
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