幼児教育法のあれこれ

幼児教育の重要性が高まるなか、それを実践する上で様々な教育法が存在します。

今回は、いくつかの有名な教育法について、簡単に紹介したいと思います。

シュタイナー教育

・幼児期の子どもは周囲の大人を模倣することで育つため、大人は子どもに真似されてもいい振る舞いを常に態度で指し示さなければならない

・静かで安心できる環境が子どもの心を育てるため、子どもに吸収されてよいものを身の回りに置くようにする

・規則正しい生活のリズムを繰り返す中で、子どもの心は安定し、集中力が高まり、落ち着いて集団行動ができるようになる

モンテッソーリ教育

・子どもは自ら成長・発達させる力を持って 生まれてくるため、大人(親や教師)は、その 要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹することで自立的な大人に育つ

リトミック

・子ども自らが音楽や音に反応し身体で表現することで、集中力・想像力・思考力、そして美しいものに素直に感動できる心を育み、子どもたちの秘めた可能性を引き出す

ドーマン式

 ・子どもが欲しいものは、おもちゃではなく本物の道具であり、ありのままの事実をそのまま受け取り吸収することである

・ありのままの事実の”学び”として、「読むこと」「百科事典的知識」「算数」の三つを柱とする

七田式

・人間は、本来みんな天才だが「頭の働かせ方」の違いによって、具体的には右脳のイメージ力の働かせ方で凡才と天才に分かれるため、右脳を活性化するトレーニングを行うべきである

久保田式

 ・積極的で自ら課題解決できる子どもを育てるために、知識だけでなく、手や体、五感をたくさん使うことで、脳の前頭前野を鍛える手助けをする

井深式

・「活発な運動は、頭脳の働きも活発にする」という前提に立ち、手足、なかでも手指の運動に注目する

 

以上、考え方について軽くまとめましたが、具体的な教育方法についてはまだまだ勉強中です。また、今回紹介した以外にも様々な教育法が存在します。

今後、少しずつでも詳細を伝えることができたらと思っています。