ICT教育が注目されている背景には・・・
現在、国内外問わず、ICTを活用した教育が注目されています。
では、そこにはどういった背景があるのでしょうか?
参考になる記事を見つけたので、紹介します。
これまでは、より多くの知識を得ることに評価の力点が置かれていました。詰め込み・暗記型がよしとされていました。そして、「正解の決まった問題」において迅速に解にたどりつくことが最優先とされてきました。画一的なものを大量に生産する工業社会では、そのような能力が求められてきたからです。
しかし、情報があふれる国際社会では、「異なる背景や多様な力を持つ子どもたちがコミュニケーションを通じて協働し、新たな価値を生み出す力」が求められます。つまり、コンピュータには決して代替できない創造力とコミュニケーション力こそが求められていると思います。
それに応じて、学びは「詰め込み・暗記型」から、「思考や創造、表現型」へ変化していかなくてはいけないのではないでしょうか。
ここでいう「詰め込み・暗記型」の学習で得られる知識や能力は、今後より一層ITによって補完されるものになると、私は考えています。
そして、多種多様な情報からいかに新たな価値を生み出していくことができるかが、何よりも求められると思います。
そのためにも、ICT機器をただ導入するだけではなく、子どもたちが意欲的に取り組める授業形態、また教材の内容についても同時に検討する必要がありそうです。